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古墳ツアー(資料館と5古墳巡り)

2020.02.16

イベント報告

うきチャリ古墳ツアー
2020年2月15日に1月の大古墳展に続く古墳ツアー第2弾「自転車でゆく!古墳ツアー(資料館と5古墳巡り)」を開催しました。
電動アシスト付き自転車で巡る予定でしたが、降水確率60%の予報ということでバス移動に切り替えてのツアーとなりました。
今回は、吉井歴史民俗資料館と装飾古墳を含む5つの古墳を一気に巡るよくばりツアーです。
午前中に屋形古墳群を、午後に若宮古墳群を巡ります。
うきは市文化財保護係の生野さん、うきは市地域おこし協力隊の竹熊さんにご案内頂きました。

うきチャリ古墳ツアー
集合はうきは市吉井町の観光会館「土蔵」。ちょうど「筑後吉井おひなさまめぐり」を開催中。ひな人形に囲まれてのスタート。

うきチャリ古墳ツアー
吉井歴史民俗資料館と装飾古墳は観光会館「土蔵」から徒歩5分。古墳だけでなく、吉井町の歴史についての展示も揃っています。
ここでは、貴重な古墳の出土品を見学しました。
資料館では、ちょうど2月1日から4月5日まで、『記念物100年展』を開催中。文化財保護法の前身である「史蹟名勝天然記念物保存法」施行から2019年で100年を迎えたことを記念して、うきは市での国指定文化財を中心にした展示が行われています。
どのように史跡が発見され、保存されてきたかを知ることができる面白い展示なっています。

うきチャリ古墳ツアー
資料館で前知識を勉強したら、午前中は屋形古墳群へ。内部に絵が描かれた装飾古墳が4つ(原古墳、古畑古墳、珍敷塚古墳、鳥船塚古墳)点在するエリアで、予定にはありませんでしたが、その内の1つ原古墳を散策。墳丘が残っているのは原古墳と古畑古墳のみです。

うきチャリ古墳ツアー
古墳の周りを歩いていると、ふと足元に土器のかけらが。こういうことも古墳の周りではよくあることだとか。参加者の皆さん、宝探し気分で地面を見つめながらウロウロ。もちろん、見つけても持ち帰れるわけではありませんが、身近に歴史を感じられる心ときめく瞬間です。

うきチャリ古墳ツアー
今年は暖冬。天気予報は良い方に外れて一時は晴れ間も見えた1日。まだ2月というのに、春のような陽気です。

うきチャリ古墳ツアー
続いては奥壁と壁の腰石が残る「珍敷塚古墳」へ。保存施設に入って装飾を窓越しに見学させてもらいました。内部の撮影はNGですので写真でお伝えできませんが、奥壁の壁画にはゴンドラ形の船が描かれていて、現代アードのようなモダンな世界が広がっていました。

うきチャリ古墳ツアー
そこからほど近く、安富古墳。こちらは装飾古墳ではありませんが、石室内に入ることができました。

うきチャリ古墳ツアー
日頃は鍵の掛かっているゲートを潜って中へ。

うきチャリ古墳ツアー
まるで映画のワンシーンのような雰囲気。大きな岩が積み上げられています。

うきチャリ古墳ツアー
天井は高く、ドーム状になっていました。これを重機がない時代に積み上げたわけで、古代の人々の古墳に掛ける想いの強さを感じさせられます。

お昼は再び吉井町の中心部に戻り、「おひなさまめぐり」も楽しみながら各々、お店を巡ってのランチタイムを楽しみました。

うきチャリ古墳ツアー
午後は若宮古墳群へ。月岡古墳は石棺が祀られた珍しい神社になっています。宮司さんが発掘をされたことから、埋蔵品などもしっかりと記録がされており、地域で守り継がれてきた古墳です。こうして外から眺めると今でも前方後円墳のカタチをしっかり留めているのが分かります。今回は中に入れて頂き、石棺を見せて頂きました。(撮影はNGなので写真ではご紹介できませんが。)

うきチャリ古墳ツアー
そして、若宮古墳群もう一つの古墳「日岡古墳」。こちらも前方後円墳となっており、他の古墳と違うのは上から石室を見学できることです。開口部も大きく、朱色の模様を360度見学することができました。装飾古墳の見学をされる際には、ぜひ立ち寄って頂きたい古墳です。こちらも内部撮影はNGです。

うきチャリ古墳ツアー
若宮古墳群最後に訪れたのは「塚堂古墳」。こちらも前方後円墳ですが、後円部がなくなっています。これは、かつての水害の時に目の前を流れる筑後川の堤防の補修するために使われたのだとか。後世を見守るだけでなく、水害からも守ってくれた古墳です。それぞれの古墳には、造られた時だけでなく、その後の人々との暮らしとの間にも様々な物語が秘められていました。

うきチャリ古墳ツアー
最後に、私たちの暮らしを守ってくれた塚堂古墳で記念撮影。

<お知らせ>
うきは市の古墳は、毎月第3土曜日に見学を受け付けています。
公開時間は10:00〜12:00、14:00〜16:00の間で事前予約制です。
見学コースも設定されており、
吉井歴史民俗資料館→月岡古墳→日岡古墳→珍敷塚古墳→楠名古墳
を巡るコースもあります。(詳しくはコチラをご覧ください)

お問い合わせ・ご予約は見学希望日の5日前までに
吉井歴史民俗資料館(0943-75-3120)まで。

合所ダムの社会科見学会

2020.02.16

イベント報告

合所ダムの社会科見学会
うきは市には、藤波ダムと合所ダムの2つのダムがあります。
これまで、藤波ダムの社会科見学会は何度か開催させて頂きましたが、
今年、2020年1月19日に合所ダムの社会科見学会を初開催しました。
見学会は2つのコースに分かれて実施しました。
Aコース:管理施設、取水施設、クレストゲートの見学の後、堤体からの放水の見学。
Bコース:監査廊(ダム点検用トンネル)、漏水監視施設見学の後、ダム直下から放水の見学。
今回はAコースの当日の様子を簡単にご紹介します。


最初に、管理出張所の会議室でダムについて簡単な説明を所長さんより頂きました。その中でも一番皆さんに覚えて帰って頂きたいとお話しされたのがダムの役割について。合所ダムは農地や水道のための水を貯めておくダムです。そのため、水位は常時満水になっています。一方、同じうきは市のダムでも、お隣にある藤波ダムは防災のためのダム。日頃は水を満水にはせず、災害時に水を貯めて水害を防ぎます。 他にも発電のために水を貯めているダムもあります。ダムはそれぞれに役割が違い、水の貯め方が異なることを学びました。


ダムの解説が終わった後は、ダムの施設を見学しました。管理施設では、ダムの水位の監視や放水のための操作盤などがあります。他にも地震計や雨量を観測する装置などが並んでいました。


この日は管理棟の屋上にも上がらせてもらいました。ダム湖を一望できるスポットから各々記念撮影。


その後、次に見学したのは取水施設。ダムは、水を完全に堰き止めているわけではなく、下流の川に一定の水を届けなければなりません。その水はここから取水し、大きな送水管を通って下流の川へと放流されています。


取水施設の中です。管理は遠隔操作となっており、先ほどの操作室から操作しているそうです。

合所ダムの社会科見学会
ここは、ダムの放流ゲートの上です。ここも通常は通行できません。

 
今回は、ダムの放流をわずかな時間ですが見学することができました。ここからの放流は、上流に雨が降り規定の水位を超えた時や、大雨の時だけです。
今回は数センチだけゲートを開けただけですが、迫力のある放流でした。

ダムの構造や役割などを間近で見て学ぶ貴重な機会でした。

合所ダムの社会科見学会
最後に、参加記念としてオリジナルダムカードをプレゼント。

合所ダムカード合所ダムは通常ダムカードの配布は行なっていません。今回の見学会だけの特別なカードです。

見学会にご協力頂いた合所ダム管理出張所の皆さん、ありがとうございました。

フルーツウォターバー2日間終了!

2019.08.08

イベント報告

フルーツウォーター
2日間限定のフルーツゥオーターバーは100杯以上のご注文を頂き、2日目は売り切れ終了となりました。
今回ご用意したのは、フルーツウォーターとソーダ割り、そして地元のお茶を使った緑茶割りの3種類。
中でも緑茶割りは飲んでみると想像以上に合う!と大好評でした。
(今回使用した新川製茶さんの有機水出し緑茶はコチラ

水は、地元の湧き水「清水湧水」を使用。お水のお代わりも人気でした。


みんなの笑顔が嬉しかったです。

旬のぶどうの他、氷の中にはブルベリーと桃も入っています!
フルーツウォーターは本来はフルーツの溶け出す甘みを楽しむものですが、
今回はシロップもご用意。

ウキハコ初のカフェイベント「フルーツウォーターバー」は、パテシエの経験をお持ちのうきは市の地域おこし協力隊「矢野」さんのプロデュース。
SAKURA HOUSE
フルーツウォーターの隣には、卵・乳製品・白砂糖を使わないやさしいSAKURA HOUSEさんのお菓子も。
人気のガトーショコラやタルトは毎日売り切れでした。耳つぼ施術 スクールTAMAKI
TAMAKIさんの耳つぼのリフレッシュ体験も開催。ドライブに疲れたお父さんもリフレッシュ!
女の子に大好評だったのが、hand made glasstツキトジさんの
ひとつひとつ、手作りのガラスのしずくを組み合わせたアクセサリー。
hand made glassつきとじ
お子様限定で、好きな色のガラスを組み合わせたオリジナルネックレスをつくってもらえる特別企画も大好評。
思い出の一品に。
hand made glassつきとじ
今回のイベントにぴったりなアクセサリーがこちら。
ぶどうのガラスアクセサリー。
私も買ってしまいました。
ボールプール
木ん家さんのご協力で常設頂いている「つみきのひろば」はいつも大人気。
お友達が沢山の時は、仲良く遊んでね。

さて、ウキハコは明日から「夏休みワークショップフェスティバル」に突入します。
夏休みの思い出づくりにぜひ、お越しください。

ペッパーくんと一緒にお待ちしています!

うきチャリ古墳ツアー(1月19日)

2019.02.08

イベント報告

1月19日にうきチャリ古墳ツアー第1弾「石室から見える古墳設計の流行」編が開催されました。

ツアーガイドは、うきは市教育委員会 生涯学習課の生野さん。

ウキハコレンタサイクル
雨の場合に備え、ミニバスもスタンバイしていましたが、無事晴天に恵まれ電動アシスト付き自転車で出発です。

重定古墳
最初の古墳は重定古墳。

重定古墳
ここからは、周辺の古墳も見渡すことができます。古墳の上で、赤色立体地図を手に前方後円墳の形や周辺古墳との位置関係をチェック。この赤色立体地図、ブラタモリではよく登場するアレです。地形も古墳の形状もクッキリ。うきは市の古墳の案内での利用は初めて!(次回の古墳ツアーでも登場します。)

重定古墳
重定古墳は古墳の石室の壁に絵や模様が描かれた装飾古墳でもあります。うきは市にはこうした装飾古墳が数多くあります。この建物は、その装飾を保護しながらガラス付きドア越しに見学するためのもの(通常は施錠されています)。中は撮影禁止。ガラス越しに見える石室を目に焼き付けます。

うきチャリレンタサイクル
晴空の下、次の古墳へ移動。お天気が良く、電動アシスト付きなので快適。寒さもあまり感じませんでした。まち並みを眺めながらの移動は車にはない楽しさがあります。

楠名古墳
次の古墳は楠名古墳。こちらは装飾古墳ではありませんが、その代わりなんと石室に直に入ることができるのです(もちろん通常は施錠されています)。

楠名古墳
巨大な石で構成された石室。中はあたたかく、快適。どうしてこのような造りにしたのか、どうやって造ったのか。古代ロマンに想像が広がります。

楠名古墳
古墳に直に触れて見学することができ、古墳女子、男子ともに大興奮。
参加者の中には小学生の古墳男子も。愛読の古墳の写真集も持参するという熱の入り様。
将来が楽しみな考古学者のたまごです!

塚花塚古墳
続いての古墳は塚花塚古墳。こちらも装飾古墳です。解説の後、こちらも装飾が見学できる建物の中へ。石室内は湿度が高く、ガラス越しだと必ずしもきれいに装飾が見えるとは限りませんが、今回はばっちり見学することができ、またまた大興奮。


そして、ここからはちょっとした自転車旅。ぐんぐん坂道を登った先には…

浮羽稲荷とうきぴー
今話題のインスタ映えスポット浮羽稲荷に降臨した「うきぴー」と遭遇!

浮羽稲荷とうきぴー
浮羽稲荷でうきぴーと記念撮影。

浮羽稲荷とうきぴー
記念撮影その2

浮羽稲荷とうきぴー
記念撮影その3

林さん亭
いっぱい自転車で走った後は、これまで巡った3つの古墳が見渡せる「林さん亭」でお昼ご飯。
林さん亭は、お食事も美味しいですし、眺めも最高です。
窓の前にあるのは桜の木です。桜の季節は特におすすめですよ!
※ただし日曜日定休です。営業日はご注意を。

丸田窯
お腹が満たされたら、ちょっとお買い物。
丸田窯さんには、よーく見ると装飾柄のイヤリングや…

丸田窯装飾柄の器が!
古墳女子の目がキラリ&ロックオン。

といった具合に、古墳も食事もお買い物も楽しめるツアーでした。
次回は2月16日(土)「暮らしと古墳の関係を見に行こう」編です。
次回も、なかなかディープでオシャレな内容盛りだくさんです。
定員は8名です。参加人数には限りがありますので、お申し込みはお早めに!

ちなみに、毎月第3土曜日はうきは市の古墳公開日で、
事前に申込をしておくと古墳の見学ができるそうです。
公開日の5日前までに吉井歴史民俗資料館(0943-75-3120)までご連絡ください!

ダムの中を覗いてみよう。

2018.12.21

イベント報告

ダム見学会(福岡県藤波ダム)

ダム見学会(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム監査路の見学(福岡県藤波ダム)

ダム管理施設の見学(福岡県藤波ダム)

ダム管理施設の見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖の見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖の見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖見学(福岡県藤波ダム)

巡視艇でのダム湖見学(福岡県藤波ダム)

皆さんはダムの中に入ったことはありますか?
ダムの中には点検用のトンネルがあります。うきは市にある「藤波ダム」はロックフィルダムという種類で、簡単に言えば土と岩でつくられています。ダムで一番恐ろしいの決壊です。異常がないかダムの中からしっかりチェックしておくことが必要で、そのために中にトンネルが走っているのです。


この夏に、「藤波ダム」の社会科見学会を開催。一般には初公開の点検用トンネルも見学させてもらいました。ちなみに「藤波ダム」の高さは52メートル。およそ17階建てのビルに相当します。トンネルは、そのダムの上から下まで、ほぼ一直線の階段で降りていきます。その階段は普通のものより幅が狭く、一段の高さが高く、まるで登山道の様な険しさ。職員さんは週1回はこの点検用のトンネルを使って安全点検を行なっているそうで、スタスタと手すりも使わずに進みます。恐れ入ります。


ダムの底に着くと、手すりが結露するほどの涼しさ。土の中なので夏は涼しくて冬は暖かく、快適なのだとか。「ワインを寝かすのにもってこい」とは職員さんの冗談。


ちなみに、この「藤波ダム」の見学の最大の魅力は職員さん。知らない間に、解説や案内をバージョンアップ。打ち合わせにない解説ボードが用意されていたり、予定にないプログラムを追加してくれたり(点検車両のサイレンを聞かせてくれたり… )。しかも、1日目と2日目の間でもバージョンアップが。どんどん分かり易く、楽しくなっていくのです。


こっちの職員さんも、ネタバレになるのでお伝えできませんが、仕込み上手です。


この見学会の最大の撮影タイムは水の上で訪れます。巡視艇でのダム湖の見学。


山の上から見下ろすのとは真逆。見上げるというのも、かなり爽快。パノラマ感は写真では伝えきれません。


どんな景色が待っているのかは、乗ってからのお楽しみです。


第1回目が大好評だった「藤波ダムの社会科見学会」。前回参加できなかった皆さん、お待たせしました。第2回の開催が決定しました。今回も参加者全員に「オリジナルダムカード」をプレゼントします。もちろん、通常のダムカードも用意しています。受付開始は2月1日です。受付開始までもうしばらくお待ちください。

【第2回「藤波ダムの社会科見学会」のご案内】
 ○ 3月3日(日)
 ○ 3月9日(土)

(ウキハコ企画担当:加藤)