秋のたけのこ狩り体験 イベントレポート後編
2018.10.23
うきはの食と暮らしを訪ねるツアーの10月は、秋に旬を迎える「四方竹(しほうちく)」をテーマに秋のうきはを農家民宿馬場の大力さんにご案内いただきました!!
レポートの後編では、メインのお食事と四方竹の加工の様子をお届けします。
前編の様子はこちらから。
四方竹だけじゃない、山の恵
四方竹の収穫を終えたみなさんは、予定していなかった「しいたけ」「みょうが」の収穫も大力さんのサプライズで楽しんでいただきました。
特に「みょうが」は土の中から芽が出ている様子を初めて知った方もいて、香りの良いみょうがを楽しんでいただきました。
帰りも木漏れ日の中の森林セラピーを楽しみながら、農家民宿馬場を目指します。
収穫をした四方竹を水の状態から火を入れます。
40分〜1時間くらい柔らかくなるまで煮込んでいきます。
ランチは四方竹のフルコース
楽しみにしていたお食事は、きんぴら、てんぷら、炊き込みごはん、お味噌汁、秋みょうがとの酢の物。
その他にも自家製の新こんにゃくやに柚子胡椒、栗の渋皮煮と金柑の甘露煮と全て地元の食材で作られたものでした。
特に炊き込みご飯は、こどもたちもお代わりするほど絶品でした!!
挨拶は、小学生の掛け声とともにみんさん揃って「いただきま〜す」
一緒に作業を終えて、昼食前にはもう仲良しです。
コツを掴むと無心で黙々と
昼食後は、茹でて冷ました四方竹の皮むきです。
一枚一枚向くのではなく、頭の方から中身を見つけると引っこ抜くようにして剥くと、中から綺麗な緑色をした四方竹が出てきます。
みんなでコツを教え合いながら、自ら収穫した四方竹を商品にしていきます。
機械を使うと、ハンドルを回すだけで気持ちよくむけちゃいます♪
四方竹のアクは強いので、ここからまた一晩水にさらしてアクを抜いて初めて商品になります。
今回は、昨晩から準備いただいたお土産のプレゼント。可愛らしいパッケージです。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
スタッフ後記
うきはの山暮らしを感じた一日。
うきはの暮らしには、フルーツなどの食材を通じてその季節季節の「旬」を感じることができます。
しかし、今回のツアーでは店頭のさらに奥の産地にまで訪れ、どのような環境で育っているかのを知ることで、
食べ物たちが自然に素直に反応しながら、自分たちの成長にちょうど良い環境で育つことを実感することができました。
山の恵の「旬」に合わせて暮らす大力さん夫婦からは「おおらかさ」と、自然と調和して暮らす「ゆたかさ」を感じることができた一日でした。
また、うきはの暮らしを体感できるようなツアーを計画していきます。
(スタッフ:菊池)