うきチャリ古墳ツアー(1月19日)
2019.02.08
イベント報告
1月19日にうきチャリ古墳ツアー第1弾「石室から見える古墳設計の流行」編が開催されました。
ツアーガイドは、うきは市教育委員会 生涯学習課の生野さん。
雨の場合に備え、ミニバスもスタンバイしていましたが、無事晴天に恵まれ電動アシスト付き自転車で出発です。
最初の古墳は重定古墳。
ここからは、周辺の古墳も見渡すことができます。古墳の上で、赤色立体地図を手に前方後円墳の形や周辺古墳との位置関係をチェック。この赤色立体地図、ブラタモリではよく登場するアレです。地形も古墳の形状もクッキリ。うきは市の古墳の案内での利用は初めて!(次回の古墳ツアーでも登場します。)
重定古墳は古墳の石室の壁に絵や模様が描かれた装飾古墳でもあります。うきは市にはこうした装飾古墳が数多くあります。この建物は、その装飾を保護しながらガラス付きドア越しに見学するためのもの(通常は施錠されています)。中は撮影禁止。ガラス越しに見える石室を目に焼き付けます。
晴空の下、次の古墳へ移動。お天気が良く、電動アシスト付きなので快適。寒さもあまり感じませんでした。まち並みを眺めながらの移動は車にはない楽しさがあります。
次の古墳は楠名古墳。こちらは装飾古墳ではありませんが、その代わりなんと石室に直に入ることができるのです(もちろん通常は施錠されています)。
巨大な石で構成された石室。中はあたたかく、快適。どうしてこのような造りにしたのか、どうやって造ったのか。古代ロマンに想像が広がります。
古墳に直に触れて見学することができ、古墳女子、男子ともに大興奮。
参加者の中には小学生の古墳男子も。愛読の古墳の写真集も持参するという熱の入り様。
将来が楽しみな考古学者のたまごです!
続いての古墳は塚花塚古墳。こちらも装飾古墳です。解説の後、こちらも装飾が見学できる建物の中へ。石室内は湿度が高く、ガラス越しだと必ずしもきれいに装飾が見えるとは限りませんが、今回はばっちり見学することができ、またまた大興奮。
そして、ここからはちょっとした自転車旅。ぐんぐん坂道を登った先には…
今話題のインスタ映えスポット浮羽稲荷に降臨した「うきぴー」と遭遇!
浮羽稲荷でうきぴーと記念撮影。
記念撮影その2
記念撮影その3
いっぱい自転車で走った後は、これまで巡った3つの古墳が見渡せる「林さん亭」でお昼ご飯。
林さん亭は、お食事も美味しいですし、眺めも最高です。
窓の前にあるのは桜の木です。桜の季節は特におすすめですよ!
※ただし日曜日定休です。営業日はご注意を。
お腹が満たされたら、ちょっとお買い物。
丸田窯さんには、よーく見ると装飾柄のイヤリングや…
装飾柄の器が!
古墳女子の目がキラリ&ロックオン。
といった具合に、古墳も食事もお買い物も楽しめるツアーでした。
次回は2月16日(土)「暮らしと古墳の関係を見に行こう」編です。
次回も、なかなかディープでオシャレな内容盛りだくさんです。
定員は8名です。参加人数には限りがありますので、お申し込みはお早めに!
ちなみに、毎月第3土曜日はうきは市の古墳公開日で、
事前に申込をしておくと古墳の見学ができるそうです。
公開日の5日前までに吉井歴史民俗資料館(0943-75-3120)までご連絡ください!